担任の先生の話に感動!
みなさん、こんばんは!
桜の花も散り
少し遅れて咲く思川桜も
そろそろ散り始めました。
昨夜の小山市は
春雷がやってきました。
春になったなぁ、と改めて体感。
平成もあと2週間を切りましたね。
令和の日々が
平和で素晴らしいものになるよう
祈るばかりです。
さて。
本日午前中にレッスンを終えてから
学校で授業参観でした。
新しいクラスで
新しい担任の先生。
しばらく担任を任されていない先生。
とだけ聞いていたので
なんとなーーーく不安もあり
なんとなーーーく疑心暗鬼。
(クラスのママ達ほぼそうでした(笑)
授業参観のあと
懇談会があり参加しました。
裏切られました…
めちゃくちゃ……
素晴らしい先生…っ!
お話は面白いし
聞いていて全く時間が苦にならない。
頷ける話ばかりで
すっかり陶酔…
懇談会に参加したママ達みんな
終了後はテンションがあがっていた。
すごい先生だ…!と。
厳しくて口調もきつい、と
子供達からの噂でしたけど
このようなお考えの先生であれば
厳しくても私は尊敬できます。
そんな風にたった30分で思うことができ
すっかり崇拝者になりました(笑)
数々のお話を聞かせてくださいました。
懇談会というよりは
まさに講演会。
子供の教育におけるご自身のお考えを
しっかり述べておられましたし
そして共感することができたのです。
私も教育者の端くれです。
とてもとても勉強させていただきました。
印象的だったお話。
『子供が忘れ物をしても叱りません。
そっかー、忘れちゃったんだねー。で終わりです。明るく断ち切っちゃいます。
困るのは子供です。
その経験が大切です。
だから私は手助けしません。
忘れたら、貸してあげよう。
どこかで調達してきてあげよう。
一切しません!
そこに本人が気づくことで
変わっていかなければなりません。
お母様達は
『だったら先生貸してあげてくださいよ!
先生の役目でしょ?それくらいしてあげてくれないと』とお思いになるでしょう。
でも私はしません。
助けたら子供は、何かをミスしたら
必ず助けてくれる人がいるだろうから
まぁいいか、と学習してしまいます。
そんな子供にしたくないのです』と。
感動しましたよ!
私もピアノ指導をしていて
そう思うことが多々あります。
厳しいようですが
ただピアノを習いに来ているのではなく
マナーも学んでほしいと常々考えていて
お母様達によくお話をしています。
だから『わかるーーー!それって大切!』
と心底共感しました。
『だからといって、そのままにするわけではありません。そのミスを助けることはないけれど、できるだけミスが減っていくように声かけしてサポートしていく方針です』と
仰っていました。
その上で先生から
お願いされたことがあります。
『お互いに【くれない族】にはならないようにしていきましょう』と。
先生が○○してくれない。
保護者が○○してくれない。
そういう関係はやめましょう、という
お話でした。
それについてもひどく共感…(感涙)
私も常々それを感じることがあり
この20年ほど、正直悩んだことも
困ったことも、憤ったこともあります。
きっと学校の先生方も同じだよなぁ、と
深く思って聞き入りました。
特に最近は
【くれない族】が多いと耳にします。
私も思うのです。
学校の保護者として
習い事の保護者として
教室の指導者としての立場もあります。
どの面からみても
【くれない族】は厄介です。
【くれない族】になる前に
自身や子供の現状を知り
自ら律するところは律して
直すべきことは直して
反省すべきことは反省して
相手のせいにして責めない。
相手にばかり求めない。
そういうことですよね。
しかもそれを保護者を目の前にして
臆することなく
媚びるでもなく
発言されていて。
私としては
『良くぞ言った!』
とアッパレの気持ち(笑)
でも決して教育者だからと
横柄にしているわけでもないからこそ
素晴らしいのですけれどね(^-^)
私も見習おう!と
なんだか救われた気持ちに。
子供の担任なのに
いい講演受けたなぁ、と
充実して帰宅しました♪
子供達にとっては少し怖い先生かもだけど
保護者の私としては
とても安心して任せられる先生だなーと
疑心暗鬼もすっかり晴れました♪
自分側の現状も棚において
厳しくされたことに
怒る人が最近本当に多いけれど
ナンセンスだなって
改めて思いました。
口調が厳しい先生でも
育てようという愛があれば
そういう教育も必要!!
ミスをしたり
ダメなことをしたら
厳しく注意するのも愛情があればこそ。
愛情なかったら
期待しないからスルーですものね。
でもなかなかそれがわからない
大人が増えてきたことも
また事実。
これからどんな世の中になるでしょうか?
そんな深く考える一日になりました。
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