伸びる生徒さんの特徴は?
みなさん、こんにちは!
昨晩遅く
小山市は一時的に雪となりました。
積雪ほどではなかったですが
今年にはいってから
本格的にチラチラ降りましたよ!
雪を楽しみにしている子供達は
寝てしまったあとの時間だったでしょうから
降る様子が見られず残念でしたね。
ただ大人は正直ホッとしてますね!
さて。
私がピアノ講師になってから
早20年ちょっと。
当日生まれた子供達が成人するほどの
月日が流れたわけですね(怖い(+_+)
これまで縁あって
たくさんの生徒さんたちとの出会いがあり
レッスンを共にさせていただきました。
これまで
ふと感じることがあり
今日はせっかくなので
私なりの印象をお話ししますね。
『伸びる生徒さんの特徴は?』
まず前置きとして
誤解のないようにお話ししますね。
レッスンに通ってくれていて
自分のペースで練習をしてくれさえいれば
どんな生徒さんも必ず伸びます!
教材のレベルもあがっていきますし
心身ともに成長していきますから
できることもどんどん増えて
【緩やか】か【着実】かの違いはありますが
確実に伸びていくものです(^-^)
なので安心してくださいね♪
(ただそのためには
続けることが大切ですし
もし練習不足が明らかな場合は
生徒さんも親御さんも
練習不足ということを自覚していてほしい
とは思っています)
この中でも
グングンと目に見えて伸びる生徒さんには
いくつか共通点があると感じています。
そのあたりを講師の立場から
まとめてみようと思います(^-^)
♪ほぼ毎日練習している
これは当たり前のことですが
やはり楽器演奏となりますと
慣れていく必要があります。
練習量と伸び率は
ほぼ比例していきますので
練習すればするほど伸び率もいいのです。
これはピアノや楽器に限ったことではなく
なわとびや跳び箱
勉強全般もそうですよね(^-^)
やればやるほど結果に結び付きます♪
♪負けず嫌い、勝ち気
これもかなりの特徴です。
こればかりは持って生まれた気質なので
どうこう操作できることではないのですが。
これも全般のことに言えることですね(^-^)
先日テレビを見ていたら
体操の白井選手も
小さい頃から相当の負けず嫌いだったと
話されていました。
運動選手もそうですけど
やはり負けず嫌いで
できないと悔しいから練習!
こういった根気の強い子は
やはり伸び率も高いと思います。
♪レッスン中、話をよく聞ける
これも大切なことですね。
毎週伸びていく生徒さんというのは
レッスン中の話をよく聞いていて
それをもとに自宅練習してきています。
なので学び習得することが早く多く
順調に伸びていくことに
つながるのです(^-^)
ある程度年齢が落ち着いてくると
これがちゃんとできるようになるので
おのずとその時が伸びるチャンス!
♪自立心
未就学児さんにはまだ難しいことですが
レッスンを一人で受けられるようになる事は
上記の項目でも話したように
『レッスン内容は自分で覚えて帰る』
という意識にも繋がるので
自分のレッスンに責任をもてるように
なっていきます。
未就学児さんでも
一人きりでレッスンを受けられていると
少ないながらも差があるように感じます。
お母様に付き添ってもらっての安心感。
こちらは私の教室でも
小さい生徒さんが不安にならないよう
大切にしていますが
これらから自立できるようになると
レッスン態度や向き合い方も
だいぶ変わるのですよね!
不思議と保護者の方の同伴がなくなると
伸びる子が多いのです。
お母様が側にいると
安心ではありますが
多少なりとも甘えも出てしまうことが…。
なのでこれに関しては
母子共に
卒園したら自立していくことを
私は推奨させていただいています。
とはいえレッスン見学は
いつでもお気軽にどうぞ!
というスタンスなのでご安心を(^-^)
♪素直であること
これも全般に言えることですが
やっぱり人間生きていて
素直が一番ですよね~♪
素直に聞き入れる
素直に受け止める
これは私も生徒さん側も保護者の方々にも
大切な要素なのではないでしょうか?
するとどんどん得な情報も得られますし
自分にありがたい出来事が増えていきます。
素直な態度は可愛がられますしね(笑)
私なんかは今でも日々肝に命じてます(笑)
素直な気持ちでレッスンしていると
不思議と伸び率がいいです。
自分もそういうことを実感したことが
多々ありましたし
生徒さんからも見受けられます。
ただある年齢になるますと
ここがなかなか難しくなることも(^-^;
そう、反抗期ですね。
それはそれで
『ほほう。成長してきたな!(ニヤリ)』
とレッスンで感じたり。
そこを見守りつつレッスンしていくのですが
素直であることは
レッスンが滞りなく進んでいくことにも
影響が出ているようです。
♪保護者の方の協力体制が見える①
これは、本当に影響大です。
もしかしたらトップ①かもしれません。
講師と保護者という
立場の違う向き合い方になりますが
所詮『人 対 人』です。
大人同士の感じ方
価値観の違いもありますから
正直お互いの考えを擦り合わせることは
生徒さんにとってもとても大切です。
ですので私はコミュニケーションを大切に
なるべく直接お話しさせていただきます。
要望はすぐにお話しするようにしてますし
保護者の方の悩みや考えにも
耳を傾け考えていくようにしています。
時には
講師の立場と経験上
お断りさせていただいたり
難しいことは隠さずお伝えするように
しています。
こういったコミュニケーションのとれる
保護者の方ですと
生徒さんにとって負担も軽くなります。
円滑な関係は大切ですね。
♪保護者の協力体制が見える②
同じ協力といっても
こちらはご自分のお子様に対しての
協力体制です。
前にありますように
どうしても自宅練習の必要な習い事なので
それを促す立場として
協力体制が必要なのです。
もちろんこれは
レッスンに通わせている以上
どの保護者の方々も
少なからず促しはしていて
皆さんが協力体制なのは勿論そう
感じているところなのですが
保護者の方々の熱量によっても
変わってくることかと感じています。
とくに小さい生徒さんは
練習という習慣は初めての事なので
色々と大変かと思います。
そこにどう関わるかで
その後のピアノ生活に大きく影響すると
この20年でよく感じたことです。
細かい内容や練習方法は
講師が全て請け負うべき事ですので
そこは任せていただいて大丈夫です。
ただ練習しなさい!
と日々怒る必要はないですし
かえってやる気を削いでしまうこともあり
控えてもらえたらいいのですが(^-^;
うまく練習習慣を身に付けられるよう
講師と協力体制で促していくことは
これもまた大切なことですね。
ただこれが一苦労でして
子供は一般的にみても練習というものが
嫌いです。
自由に楽しくやりたい!
↑子供の本当のところだと思います。
なのでめちゃくちゃでも
弾けていなくても
まずは鍵盤を触って弾いていたら
すかさず褒める!
あの手この手で
やる気を育んでいく必要があります。
ピアノを練習させることがこんなに
大変なことなのか…
と親御さんは驚き疲れてしまうところも
ありますが
保護者の方々の希望と
生徒さんの希望とを擦り合わせて
講師がレッスンしていきます。
こうして話し合いを持ちながら
同じ方向を向いていくことが
上達に影響していくことを
知っておいてもらえたらと思います(^-^)
でも本当に希ですが
講師や親御さんが
練習しなさい、と言わなくても
自ら進んで練習するお子さまもいます。
こうなると別格ではあります(^-^;
最後に。
そうはいってもやっぱり
生徒さん自身が音楽が好きであること。
これが一番の根っこになります。
この『好き度合い』にも
個人差がありますし
↑の全ての項目で
度合いによって比例していくものなので
それによってもだいぶ差があるとは
思います。
まずは保護者の方の希望
・どうなってほしいのか
・どんな風に携わってもらいたいか
その方向性を私達講師に伝えていただき
擦り合わせる大切さをお含みおき下さい。
この中で生徒さん自身の希望を
保護者の方々にも
日頃から知っておいていただけたらいいな、
と思うのです。
この全ての事が満たされているほど
生徒さんの伸び率が高いことは
事実であると思います。
こちらの話を参考にしながら
これからもお子様を見守りつつ
レッスンに通っていただけたらと思います♪
今日から2月!
進学や新学期も控えている時期なので
続けていけるよう
それぞれ皆さんの様子を伺いながら
来年度のお話を進めていこうと思います。
保護者の皆様
宜しくお願い致します。
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